電気工事 市民の皆様の安全・快適な日々の暮らしを支える消防無線ネットワークの構築
札幌から埼玉へ、全国の消防無線を支えるデジタルアンテナの普及を目指して

2016年の消防救急無線の完全デジタル化に対応して、全国の消防署に消防救急デジタル無線用のデジタルアンテナを取り付ける作業を担当しています。

通常、火事や救急要請の連絡が入ると、消防庁指令室から現場に最も近い消防署に無線連絡が入り、数分で現場到着が可能となります。

今回の作業は、無線周波数のチャンネルを細分化してより聞き取りやすくすると同時に、移動車両(消防車・救急車)とのスムーズな交信も目的にしています。

札幌配属の私は、入社以来、道内にある消防庁のデジタルアンテナ取り付け作業を担当していました。

消防用デジタルアンテナは数名でやっと持ち運びできるサイズで、しかも屋外作業が主体となるため、大雪が降る中での真冬の作業は苦労しました。

でも、札幌市民の皆様の安心・安全な暮らしを陰ながら支える仕事をしているのだと思うと、それがやりがいにつながります。

その経験を活かして全国に派遣されることもあるのですが、現在は半年間の予定で、埼玉市内の消防署にデジタルアンテナを取り付ける作業を担当しています。北国育ちの自分にとっては、関東は慣れない土地ですが、今までの経験を活かして頑張っている最中です。

「斉良さんだから安心して任せられる!」という一言が最大の褒め言葉。

取り付け作業といってもそれぞれの消防署の構造や立地条件、アンテナを建てる場所、スケジュール調整も含めて作業の進め方も変わってきます。

また、アナログアンテナからの切り替え作業を行った場合を想定した試験運用もスケジュールに含まれる他、測定器を用いたケーブルの正常稼働検査も重要な仕事です。

アンテナを取り付けた後の細かな動作確認は消防署内で行いますが、実際の消防指令が無線で入ってきたときの消防署内の緊迫感あふれるスピードと空気は独特のものがありました。

もちろん自分たちも「市民の暮らしは自分たちが守る!」という緊張感を共有したことは言うまでもありません。

また旭川では、消防車への無線機器の取り付け作業を担当しました。普段は触れる機会のない消防車内で作業を進めたこと、また、富士通と旭川消防職員の双方の方々との折衝しながらの作業は大きな自信となりました。

「斉良さんだから安心して仕事が任せられる!」と言われたときはやはり嬉しかったですね。また、ある作業が終わらないと会社に連絡を入れた翌日、数名の同僚が車を飛ばしてサポートに来てくれたときの感動は忘れられません。

何かあったときには必ず助けてくれる仲間がいる。だから安心して業務に打ち込むことができると思います。